刺繍教室

2007年6月15日 (金)

繍い遊びの会にむけて

毎日ニュースをみていると 年金、介護など幸せに暮らしたい人に対して

しかも弱者の心理を利用した 醜い問題が多いように思えます。

夢みる私にとって心が痛むこの頃です。

このような人として恥ずかしい世の中を どうやって子供達に伝えるのでしょうか・・・

赤ちゃんのつぶらな瞳は これから育ちゆく明日を純粋に見つめ

信じているのです。そのような思いが高まって 一針の刺繍がおのずと

何か伝えたい作品になってしまいます。

この10月に私の仲間達は 第10回「繍い遊びの会」において

思い思いの作品を発表することになっています。

そこで 記念イベントとして参加者260人の合同作品も発表します。

タイトルは 「地球の未来を信じる世界の子供達」 です。

その一部ですが、子供達の表情に 刺繍した人の願いが伝わってくるようですね。

260枚が大きな1枚のタペストリーになる日を

私自身も今から熱い思いで待ちこがれています。

皆様も ぜひ10月には 会いにいらしてくださいね。

Kids1 Kids2 Kids3 Kids4

| コメント (1)

2007年5月30日 (水)

仙台の教室

青葉茂る仙台は、いつ訪ねても美しい街です。

大きな道幅に4本のケヤキがあり

それがずっと並木通りになっていて街の中のオアシスです。

5月28・29日と仙台の刺繍教室に行ってきました。

入会申し込みをしてからやっと1年後にお入りになれた方や

秋田から往復7時間かけていらっしゃる方など

日本刺繍への想いの深さに励まされる思いがします。

ある方は、振袖にかわいいうさぎや猫、美しい花を刺繍していらっしゃいます。

目を輝かせて「成人式に、娘に着せるんです!」と。

障害を持つ娘の幸せを祈っての一針ひとはりに、思わず私は目を潤ませました。

年を重ねていくと色々な事に出会います。

そして、色々な人に出会います。

帰りの車窓に身をおいて、人の心の愛しさをいっそう強く感じながら

私は、絹糸で表現できる幸せをかみしめました。

Cats1_1 Cats2

Cats3 Cats4

「桜浪漫」から猫の額刺繍4点

| コメント (1)