いのちを感じて【4月の着物】
美しく花開いた桜も、雨や風で散りゆく運命です。
私もやがては…と思うと、一層生きていることに感謝ですね。
4月の着物は、花札ならぬ、牡丹と蝶を選びました。
淡緑の万筋江戸小紋に、白くぼかしがあるところへ幻想的な蝶を飛ばしました。
帯は、30数年前に刺繍した大輪の牡丹。
あえてモノトーンの色彩にして微妙に色が変わるように、12~13段階の刺しぬい。
一針一針刺繍した頃を思い出します。
今アトリエで展示している作品を紹介します。
【金屏風】
ぬいきりと菅ぬいのみのテクニック。
モノトーンと金銀の配色です。
シンプルな表現は、豊かな想像を生み出します。
【名古屋帯】
古い帯地に獅子の刺繍。
帯地の模様を生かした色使いに注目してください。
【命のタペストリー】
“我が愛する地球”
一つにかない私たち人類の故郷をみんなで大切にしたい…。
私たち祖先・恐竜は悲しんでいます。
その恐竜は、全部糸張りで表現。
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