自然体で
3月になって、父の33回目の命日を迎えました。
寒い冬に終わりを告げ、桜のつぼみが一層ふくらんでいます。
父が亡くなった時、私は43才で、あまりの悲しさの中で「桜日記」の刺繍の創作を始めたのです。
1作目は、私をこの世に誕生させてくれた父と母に感謝を込めて…
それから、妻・母、そして、社会の中で人として成長していく過程の中で出会った人達への感謝をもって8枚の作品に表現しました。
今は、あと3年で迎える80代の作品をどう表現するか悩んでいます。
つまり80代を、人生の流れの中でどうありたいかを理想と現実の間で行ったり来たり。
父や母は80代をどう生きたのか…、また、傍にいる80代の夫は…。と。
でも考えているより、自然体で日常を過ごし、素直にありのままの自分を表現することに落ち着きました。
全て、時の流れを受け入れ、心を和やかに生きていけることが大切だと思えてきました。
【清里からの雪風景】
【一夜明けて青空の富士山】
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