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2019年12月

2019年12月15日 (日)

12月に思うこと

今年はいろいろなことがいっぱいありすぎて、すでに全部忘れそうです。
世の中では、令和という時代に入り、災害があちこちに起き、国同士の摩擦が多く、生きにくい方向になりそうです。

でも、光は差し込んでいます。
中村哲医師の活動のように、今できることで一所懸命努力している人が世界中にいるのです。
彼が亡くなったことは、怒りと悲しみでいっぱいですが、そういう存在を私たちに教えてくれたことに勇気をもらいました。

世の中が守りや委縮に向かうと、子供たちの未来がなくなるのではないでしょうか。
日本でも、老齢化でしぼむのではないかと不安になります。だからこそ何とかして、暖かい心のやりとりができることはないか、と思うばかりです。

12月25日は、母の三回忌です。
天国の母はいつも私を励ましてくれます。そしていつも暖かなまなざしを送ってくれます。
103歳まで誰にも迷惑をかけず、ひとりで生きていく背中をみせてくれた母に、いつもありがとうと伝えています。
19歳でたったひとりで東京の父のところへお嫁に来て、それから84年の間に、夫に尽くし、4人の子を育て、そして最後は自分自身を生きました。

母も私も能登生まれです。
今月の12月20日に七尾で講演をします。
「女性の精神的自立」について私の経験を話そうと思います。
がんばってひとりで、ということでなく、家族の中にあって自分自身を育てることなのです。
私はまだまだ未熟者です。これからのチャレンジが楽しみ!と天国の母に語りながら。

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