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2019年4月

2019年4月23日 (火)

蚕糸のふるさとにて

ついこの前は、桜の木の下で花を眺めていたのに…

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桜も柔らかな葉になり、もみじの若葉と一緒に新緑の風に。

大好きな季節になりました。

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この時期に、群馬県高崎市にある県立日本絹の里にて、
草乃しずか日本刺繍展~煌く絹糸の旋律~
を開催しています。

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古くから養蚕、絹糸生産が盛んだったこの地で、
作品展を開催できることはとても幸せなことです。

蚕糸の里だけあって、会場の日本絹の里は、
桑畑の真ん中にあります。

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そして館内にはなんと、本物のおかいこさんが…

この可愛いおかいこさんが一生懸命つくった糸をいただき、
美しい色に染めて刺繍をさせていただいていると思うと、
ちょっぴり申し訳ない気持ちと、
感謝の気持ちでいっぱいになります。

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ここ日本絹の里での作品展は6月3日まで。

期せずして、平成から令和にかけての開催となりましたが。

その歴史的な時期に、この蚕糸の故郷で作品展を開催できることは
とても嬉しく、自分の刺繍人生に乾杯したい気持ちです。

※日本絹の里での作品展詳細はコチラ

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2019年4月 9日 (火)

桜満開

桜満開の日々が続きます。
私にとって今年の桜は素晴らしく感じられます。
年を重ねてなお一層、ということでしょうか。

先日、北杜市にある山高神代桜に会ってきました。
樹齢2000年といわれるエドヒガンサクラですが
その前に立つと思わず手を合わせてしまいます。

古木から咲く小さな柔らかな花びらにドラマを感じました。
いつか作品にできたら、という思いでいますが年月がかかりそうです。

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その後、野辺山へドライブしましたが、とても寒く前夜の雪が八ヶ岳に積り
白くお化粧していました。
池に映る八ヶ岳に会いにいったところ、池には氷が張っていて残念。
まるで真冬の世界でした。

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ちょっとした高度の違いで季節が風景が変わることにびっくりもし感動もしました。
私は改めて、日本は細やかな情緒感が育つところだと、つくづく思うのでした。

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