富士山
お釈迦様は「全てはうつろうもの」と語ったそうですが、まさにそう感じられる瞬間に遭遇しました。
「冬の富士山を見に行こう」と急に思い立って、夫の車で東名を走り、静岡へ…。その日は雨でした。
翌日の朝6時30分。起きてみてカーテンをあけるとびっくり。
朝日に照らされて、富士山はあたり一面の霧の中に見事に浮かんでいました。
ホテルの部屋からながめるその様子は、刻一刻と変わり、霧が浮き上がったり沈んだりする自然の営みに、朝日があたる富士山はまさに幻想の中にありました。
この世とは思えないすばらしい光景の中で、私たちは年月を共に過ごしてきた幸せに感謝したのでした。
また感動と出会えるよう、時うつろう中で大切にしたいと思います。
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