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2018年7月

2018年7月31日 (火)

夏休み

 夏休みがやってきました。
とても暑い夏ですが、秋や冬と違って解放感があり、ワクワクしてきます。
今の私の年令では、危険な夏でもありますが、でも気持ちだけでもこの夏を楽しみたいですね。

 さて、私の幼い頃の夏休みを思い出してみましょう。

 小学生の頃、庭の飛び石の下にあるアリの巣に、毎朝お砂糖をまき、また、アリジゴクにのまれていくアリが可哀相で、縁の下のアリジゴクを片っ端から壊したりしていました。

 友達のいなかった私にとって、アリさんとの会話が楽しかった思い出があります。
中学生の夏休みも、やはり友達がいなくて、ほとんどひとり遊びでした。
絵を描いたり、日記をつけたり、また、読書の中から友人を見つけたりしていました。

 私にとって夏休みは、現実から離れて幼いなりに想像する日々であり、心の中を自由にしていたのだと思います。

 今も夢見るしずかとして、想像たくましく創作の世界に忙しくしている日々ですが、現実から離れることはできず、悩みやプレッシャーと戦うこともあります。

 でも、今、夏休みです。
のびのびと心の手足を広げて自由に空を飛んでみましょう。

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 藤田嗣治没後50年展は、東京都美術館で開催されます。
(7月31日~10月8日)
夫が私にプレゼントしてくれました。
“面影との戦い” 藤田嗣治版画

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2018年7月 6日 (金)

一輪の花を咲かせたい

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あっという間にあじさいの季節は過ぎ、庭の芙蓉の花がこの夏に咲く準備をしています。夏の花は、一日の命。その営みは私を感動させます。

風に揺れるような薄い花びら…。
朝の太陽に大きく咲き、日が落ちるとしぼんで、翌日の朝には土に落下しています。
そう、一日を生き切ることの大切さを教えているのです。

「草乃しずか」は、私の創作上の名前ですが、草原の中で一輪の花を咲かせたい、大自然の風や雨を受けながら…。その花は、私には見えませんが、多分心の宇宙にあるのだと思います。
生きている限り、一日の花を同じように一生をかけて一輪の花を咲かせているのでしょう。

先日、青い空を真っ白な雲の下で心の花を咲かせてみました。

さあ、夏本番です。命の輝きの季節です。
青春時代の夏のようにはいきませんが、無理のないようこの夏を楽しみたいと思っています。

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