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2017年12月

2017年12月24日 (日)

『草乃しずか展』にむけて

冬木立のシルエットは今年の思い出を語っているかのように見えます。

最も嬉しいのは、今健やかでいられること。
最も悲しいのは、この世にもう母がいないこと。
そして、明日へと思いがつなげられていく…

12月27日から新年1月15日まで開催される『草乃しずか展~煌く絹糸の旋律』。
私の人生73年の経験や感性が作品に表現されています。
アトリエスタッフとともに4~5年かけて、一針一針の日本刺繍作品を200点余り創作しました。
ご来場の皆さまに、絹糸を通して何か伝えられたら、という思いでいっぱいです。

会場では、日本刺繍体験ができるワークショップがあります。
初めてさんのために絹糸の刺繍を楽しめるよう用意しました。
ぜひご参加ください。

そしてこの度、特別のお楽しみが、目白で1月7日にあります。
とっておきのエピソードと作品解説を、私が心をこめて語りますので、ぜひお出かけください。


(上記ワークショップとトークイベントのご案内は松屋銀座HPで詳細をご確認ください)
http://www.matsuya.com/m_ginza/exhib_gal/details/20171227_kusanoshizuka.html

今年もあと少し…。
いつものように大掃除、おせち料理はしますが、展覧会準備と27日のオープニングもはりきって進めています。

では皆様、よいお年を!

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2017年12月13日 (水)

“草乃しずか展”と“徹子の部屋”

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【窓から見える山なみの朝焼け】


あっという間の1か月でした。11月はいろいろありました。

2年に一度の刺繍仲間の作品発表の場である“繍い遊びの会”は、無事に大盛会のうちに終わりました。
私はひとりひとりの刺繍作品のお手伝いをさせていただいているので、展示された作品をひとつひとつ拝見し思うのは、「よく頑張ったね」と「私も頑張ろう」です。

長い時間をかけてひと針ひと針の作業ですので、完成した時には、私達にとって感動が大切です。そのためには私自身の創作内容を高めなくては…。

4,5年に一度、私自身の作品発表のために展覧会をしていますが、いつも満足はありません。次のチャレンジが生まれるのみです。

この度、年末年始にかけての“草乃しずか展 煌く絹糸の旋律”は松屋銀座にて開催されます。会場図面や図録、展示映像など最後の追い込みもあって忙しい11月でした。

また、“徹子の部屋”の収録もあり、いろいろな方たちが協力してくださっていることに感謝でいっぱいです。
放送日は、12月20日(水)昼12時より テレビ朝日系列です。

12月に入って、久しぶりに清里へドライブをしました。
紅葉が終わってすっかり冬景色で、富士山を毎日ながめて過ごしました。

母の一周忌が近づきます。去年の12月25日でした。心の中の母は私にいつも語り掛けています。“ゆっくりでいいのよ”と。

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窓から見える富士山の夕焼け】

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