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2017年4月

2017年4月25日 (火)

春から新緑へ

毎年会いたい桜…。
それは北斗市にある、神代桜で
およそ2000年の間、咲き続けているという。

今は、もう老骨鞭打っての戦いの中で
春が訪れると小さな花を咲かせている…。

今年は残念ながら、もう桜は散っていました。

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この老木と私の母の姿が重なりますが
母はもう花を永遠に咲かせることはできません。
でもこの神代桜は、また来年咲いてくれます。
命の尊さをあらためて感じました。

私は海より川が好きです。
八ヶ岳を見ていると、何か大きな力で
守られているような、抱かれているような気がします。

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そして、山の向こうに何か未知なる希望や夢が
あるような気がします。

もうすっかり新緑の葉で覆われ、自然界の
命の息吹がはじまりました。
つくしやたんぽぽが青空に向かって
“今年も元気でがんばるよ”とおしゃべりしているようです。

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もうすぐ5月の節句。
清里のこいのぼりが大空を泳いでいます。
久しぶりに3日間、空気のおいしい清里を訪れ
刺繍の新作に没頭しました。

三度の食事を作り、あとは刺繍を楽しむ日々は
私にとって最高の暮らしです。
命の洗濯でした。

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追伸
帰ってきた我が家の玄関先に
美しい牡丹が待っててくれました。
ありがとう!また頑張るよ。

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2017年4月 4日 (火)

さくらさくら

4月になってまだ寒さが残り、公園の桜も
少しずつ花をひらいては様子を見ているよう…。

でもあと数日したら、日本中、淡いピンクの世界に
なることでしょう。
私の心も春色になってきました。
いえ、ならなければ…という思いです。

昨日の母の納骨を終えて
“母にありがとう。そして私はこれから
幸せになれるよう生きていきます”と
私は伝えました。

冷たいお墓で可哀そうでしたが、
30年近く母を待っていた父のお骨の隣に
置かれたのを見て、これでやっと母は
風となって、天国で父と出会えている、と
感じました。

平凡な、平和な一日を、背伸びせず暮らしていれば
心も身も安らぐことでしょう。
人間関係などストレスも寛容に受入れ、
流れにまかせるのもいいことでしょう。

雨や風、月や星、花や草とともに詩を唄う心を
育てられたら…と思う私でした。

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【公園の桜を天国に届けたい】

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【母のお見合い写真】

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