繍い遊びの会
寒くなると、あちこち身体の部分が硬くなるのがわかります。
休みがちだったウォーキングも、この頃、毎朝続けるようになりました。
近くの公園の桜の木が色づきはじめ、あと2週間くらいで赤く燃えることでしょう。
もう何年になるでしょうか、雨にぬれる赤く紅葉した桜並木を歩いて
入院中の兄を訪ねたのは…。
それから一ヶ月もしない内に、12月6日、大好きな兄は天国に召されました。
その兄が生きていれば、もう80才。
人生をいろいろ語り合えたのに…といつも思います。
102才で今も頑張ってひとり暮らしをしている母は、亡くした息子を
毎日毎日“あの子は可哀そうに”と、心がえぐられるように思っているようです。
私も50才の息子の母です。
母の気持ちは痛いほどわかるので、母としての生き方を今もなお教えられています。
もうすぐ“繍い遊びの会”が始まります。
二年に一度の刺繍の生徒さん達の作品発表です。
240名近くの方が参加し、500点あまりの力作が展示されます。
私はひとりひとりの思いを作品にする相談をうけてデザイン創作するのですが、
本当によかったのか…といつもプレッシャーに感じるのです。
でも、お陰さまで、いろいろ勉強になっているので、私としては更に
新しい創作にチャレンジへと、元気づけられる“繍い遊びの会”でもあります。
天国のお兄さん、見守っていてくださいね。
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