御開帳と、テレビ出演のお知らせ
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久しぶりに言葉にも表現できないほどの感動をしました。
北杜市にある実相寺の二千年桜に出会ったのは4月18日。
天然記念物であるその桜は、約2000年前から毎年花を咲かせている
ということにびっくり。
…その花は、はかなげで白く小さな桜です。
なのに、花を咲かせている大木は堂々としてすさまじく時を超えていることを
静謐の中に存在させています。
今まで私は桜の花びらを刺繍で表現してきました。
色彩、テクニック、デザインなどで工夫し、たくさんの桜の作品ができました。
でも、その古木に出会ったとき、私は思わず涙があふれました。
まだまだ未熟な自分自身に気づき、感性の道ははるか遠くまであるのだと
いうことを教えてくれました。
布と糸によって自分自身に“人生とは”と一生懸命語りかけてきましたが
あせらず、ゆったり時を受け入れ、自然に土と化すまで…。
そう、二千年桜のように小さな一輪の花を咲き続けていたいですね。
【二千年桜の大木は時を語っています】
【その大木は今年も花を咲かせています】
【しだれ桜も美しくさいています】
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