台北での展覧会を終えて
【会場となった國父紀念館】
3月15日、台北・國父紀念館においての現代日本刺繍展は
大盛況のうちに終えました。
10日間でしたが、会場へ訪れた方々の感動はあふれるばかり。
私は刺繍においては、中国や台湾は大先輩であり、
テクニックも世界最高と思っていたので、ほっとしました。
それは、今を生きる日本人としての美意識で精いっぱい表現した
作品だったからだと思います。
台湾で刺繍をしていらっしゃる方々から、教えにきてほしいと言われましたが
「現代の台湾としてふさわしい刺繍を育てるのは、あなた方自身ではないか」と
答えました。ただ、互いに共感し刺激しあうことは大切です。
今回のアジアにおいての日本刺繍の旅は、私にとって
未来への道に大きな架け橋となりました。
自分自身の内面に、そして作品に、いかされていくことでしょう。
【開幕式に、日本からの皆さんと】 【会場入り口で】
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