明けましておめでとうございます
明けましておめでとうございます。
2013年への希望を胸にして、新しい年をお迎えのことでしょう。
私は、68回目のお正月を迎えて思うのですが、生かされていることへの感謝とともに大きな流れの中で自然体でありたいと願うばかりです。
今年はその流れとして3つの課題があります。
6月末に英国において、日本刺しゅうの展示及び講習会があります。
日本の美意識について私なりの表現を英国の方々とディスカッションをするのですが、私自身のこれからのためにも大きな経験ともなります。
10月には2年に一度の“ぬい遊びの会”がありますが、刺しゅうを楽しむ仲間達の発表会でもう20年以上続いています。
日本刺しゅうをどうやって一般的に普及できるかが大きな課題でしたので、私にとっては創作研究において大きな経験となっています。
最後に、草乃しずかの刺しゅうの世界“祈りを込めて40年(仮題)”、12月末から翌年お正月にかけての開催の予定です。
父が亡くなったのがきっかけで一針の刺しゅうが思いを伝えるようになり、そして今、歴史上まれなる大自然の展開であった東北の地震においては、私にとりまして刺しゅうの世界が祈りとして存在しているのです。
東北の刺しゅう仲間達も“祈りのタペストリー”として、2万枚の花びら刺しゅうをがんばっています。
どうかこの一年が皆様にとって少しずつ希望に輝いていきますように。
2013年元旦 草乃しずか
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