震災を思う
震災があってから一年過ぎました。
3月11日の式典において、遺族代表の奥田さんの言葉に、私は今までない感動に震えました。
奥田さんは、最愛の息子さんと娘さん、そしてご両親までがあの津波に流されてしまい、生きて残れること自体がつらいと語っていらっしゃいました。
でも悲しみを抱いて生きていくために強くあらねば、と決意をしていらっしゃることに、私は深い同感を得ました。
私も息子の母として生きて46年。おかげ様で家族そろっていられること、こんなに幸せなことはないです。
しかし、人生はどんなことがあるか、未知でいっぱいです。
感性が細やか過ぎると、悩みは押し寄せてきますが、その感性を大切にするには強くないと、と最近そう決めたばかり。
未知なることに対しては、信じること、希望を持つこと、そしてどんなことがあってもあきらめないこと。
そして今に対しては、少しでも幸せを見つけて、心穏やかでいたいと願うばかりです。
桜のつぼみは少しずつふくらんできている気がします。
自然の移り変わりは私たちに希望を運んできますね。
不安な日々から少しずつ成長して、人にも優しくできる余裕ができた一年でした。
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