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2011年8月

2011年8月30日 (火)

今年の夏

 あと少しで8月とサヨナラです・・・。

 夏休みはどう過ごそうかしらと、あんなにワクワクしていましたが、時は過ぎ、忙しい毎日にまた戻っていきます。

  ○ 黄金に輝く中尊寺(平泉にて)

  ○ 見渡す限り広がる桃色の蓮の花(伊豆沼にて)

  ○ 白い雲が流れる青空のもとで咲くコスモスや秋の野の花たち(八ヶ岳ふもとにて)

・・・この夏に出会った、感動のシーンでした。

 それからもうひとつ、久しぶりに刺繍にがんばりました。

私が先に貝を刺繍して、母がアプリケの魚をのせます。

母との合作がどんな風にできるか楽しみです。

 読書は残念ながらできませんでしたが、料理はいろいろ楽しめて満足でした。

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【料理】

 前菜:たいのかぶと煮、わかめの酢の物、アスパラかつお節あえ、おくらときのこのおろしあえ

 主菜:ごはん、しじみ汁、さけおぼろ煮、自家製ぬか漬け

 次は冬休みが待ち遠しいのですが、その前にいろいろ行事があります。

 10月には、名古屋松坂屋にて“雪月花展”、

11月には、教室の生徒の皆さまの発表会である“繍い遊びの会”があります。

 ただ忙しさに巻き込まれるのではなく、常に空を見上げ、そして小さな花たちに声をかけ、ゆとりを持った心でいたいと願うばかりです。

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【貝の刺繍】

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2011年8月12日 (金)

東北への小旅行

 先日、8月9日に東北の地を訪れました。宮城県にある伊豆沼のハスの花を見に・・・。

 小さな舟でハスの林をゆっくり行くと、心はまさに浄土の世界。

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【舟でゆく浄土の世界】

 約387ヘクタールの東北最大の低地湖沼で、ラムサール条約にも登録されているほど、美しい自然を保っています。

 お盆の頃には、あたり一面に大輪のピンクのハスの花、そして日傘のような美しい鮮やかなハスの葉、今まで出会ったことのない景色でした。東北大震災で亡くなった方の魂が供養された思いもしました。

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【天国へ届け、蓮の花】

 冬には6万羽を超えるハクチョウ・ガン・カモが飛来し、特にガンが飛び立つ際の羽音は 「日本の音風景100選」 に選ばれているそうで、また冬にも訪れたい気持ちで伊豆沼を後にしました。

 せっかくなので世界遺産の中尊寺も訪れました。

 素朴な木造りの建物に納められた金色堂は、この世とは思えない輝きを持ち、繊細な装飾が施され、素晴らしい美術品のようでした。

 藤原氏が平和な理想社会を実現するために、平泉の地に1105年に建立したそうです。3代目の秀衡は、源頼朝に追われた義経を守ったことで有名ですが、私は平泉中尊寺が大好きになりました。秋の紅葉にまた訪れることが楽しみです。

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【平泉中尊寺を訪れた芭蕉の句】

      “五月雨の 降り残してや 光堂”

              “夏草や 兵どもが 夢の跡”

 日帰りで忙しかったのですが、お世話をしてくださった泉田さんご夫妻が心優しく迎えてくださったことに疲れも感じませんでした。ありがとうございました。

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【泉田さんがいろいろおもてなしして下さって大感激でした】

 

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2011年8月 2日 (火)

読書と刺繍と料理

 久しぶりに風邪をひき、なかなかすっきりせず困りました。

今年になっていろいろハードスケジュールの中で元気で過ごしてきましたが、どこかで少し無理だったのでしょう。

今はゆっくり休みなさい、と身体から指示があったのだと思います。

 ちょうど夏休み。あこがれていた読書と刺繍と料理、そしてバックグラウンドミュージックに涼し気なメロディ…。

読書は、青春時代に読んだ本をもう一度。年を重ねた今フレッシュな感性になってみたいと願って。

刺繍は、母との合作があるので楽しみたいと思う。

母がへちまと葉をアプリケするので、私は葉脈やつるなど手を加えるつもり。

 98歳の母が初めての本を出版するというので、私は心から応援してあげたいと思います。

私が刺繍の世界で楽しめるようになれたのも、母のおかげと感謝し、又、一緒に同居できない詫びの気持ちで、違う形で親孝行ができたら…といつも思います。

 ― 夏の太陽はこれからが本番。夏バテしないよう料理の献立を考えるのも大切。

その紹介も次回したいと思ってますので、ぜひ見てくださいね。

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