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2010年11月

2010年11月25日 (木)

秋の食卓

 先日、久しぶりに母を訪ねました。

 松茸ごはんが食べたい、という母に、いろいろなおかずも作っていきました。“私は、世界で一番幸せよ”と、母は大喜び。

 私は料理が好きで、毎晩食事をするときに、一人暮らしの母に「これを食べさせてあげたい」といつも思うのです。

 ポテトサラダ、筑前煮、なすの赤味噌和え、小カブのゆず漬け、他にお魚やお肉、トマトなど、母がお料理できるような品々を取りそろえて車で運びます。また、仏壇の父には、好物の甘いものなど…。

 食欲の秋で、体重が少し増えたかしら?

 朝の体重計が恐く感じ、おそるおそる測ります。そして、ウォーキングしなくては、と焦ります。 

 そのウォーキングの最中、落ち葉をひろって食卓に添えました。食事の内容が豪華でなくても、雰囲気は抜群!また、朱塗りのお盆も、これからお正月に向けて活躍です。骨董屋さんで、なんと、6客で6千円!

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 【落ち葉の食卓】

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 【美酒の食卓】

 もうすぐクリスマスですが、ローソクをいろいろ買い集めたいと楽しみです。

 ニュースをみると、世の中いろいろ厳しい状態ですが、なんとか、人々が幸せであってほしいと思うばかりです。

 一針一針刺しゅうをしていると、自然と祈る気持ちになるのはどうしてでしょうか―

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2010年11月13日 (土)

秋の日

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【我が家の庭の収穫・・・ザクロ】

 この季節は葉が色づき始め、気持ちがしっとりしてきますね。

 特に、桜の木の葉が赤く、燃えるようになってくると、亡くなった兄のことを思い出します。

 17年前の11月、病院にいる兄を見舞うため、バスに乗っていました。

 車窓からは、川べりに立ち並ぶ桜の木が雨にぬれ、紅葉した葉が光っている様子をながめながら、私の心は、深く悲しみに沈んでいったこと…。私にとって一生忘れることができない印象になったのです。

 春の小さな新芽は、夏を迎えてたちまち繁り、やがて秋の日差しに美しく紅葉し、そして冬の木枯らしの中でいさぎよく枝から離れ、新しい命のために土に還っていく…。

 その生命の営みは、私たちに感謝、思いやり、強さなど、いろいろと教えてくれます。

 私はいつも、紅葉する景色の中でつぶやきます。

      ― 今日も生かしていただき、ありがとうございました ―

 斜めの日差しが優しさを感じさせるこの頃、カメラを持って撮影の旅をしたいと…。どこがいいかしら。

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【いただきものの収穫・・・サトイモ】

 

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2010年11月 1日 (月)

季節の変わり目

 急に寒くなりました。

紅葉の景色を楽しみにしているのに、雪景色になってしまうのでは…と心配になりますね。

 寒くなると、朝はなかなか起きられず、日常のことがおっくうになります。

 でも、寒いのは好きです。

人恋しくなり、ぬくもりが、小さな幸せを感じさせてくれるから…。

 ファッションも、いろいろと楽しめるのもいいですね。

街を、赤いコートを着て歩いてみたい。セーターは真っ白でふんわりとしたのが…。

えりまき、手袋など小物使いも、ショッピングが楽しみです。

また、お料理にも、鍋やスープをいろいろ新作を考えたりして…。

 季節の移り変わりは、いろいろな芸術を生み出しますが、ある時は詩人になり、ある時は絵描きになったりして、私も結構忙しい日々を過ごしています。

 我が家の猫たちはいつも寝ていてうらやましい…。寒いのが苦手で、ピッタリ寄り添っています。

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【チェロとピッコロ】

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