金沢の思い出と展示会
今年の4月は雨が多く寒い日が続いたので、春の装いを楽しむ間もなく、もう5月に入ろうとしています。
初夏のおしゃれは白と青かしら?大きな花柄のスカートもいいですね。さわやかな風の中で、5月生まれの私の心を揺らせてみたい・・・
4月28日から5月5日まで、石川県金沢市で『雪月花』展を開催しますが、金沢から電車で1時間ほどのところ、羽咋が私の生まれ故郷です。
昭和19年、東京市ケ谷の住んでいた父母、3人の兄達と、母の胎内にいた私は、戦争が激しくなったので母の実家のある羽咋に疎開しました。
千里浜海岸と田んぼと山に囲まれた、おだやかな風景の中で私は生まれたのです。
子供心になつかしいシーンはいっぱいありました。
小学校1年生のとき、そんな思い出を後にして、一家6人で東京に向かう蒸気機関車に乗りました。
私は能登で生まれたことに感謝と誇りを持っています。
その故郷で、私の心模様を表現した作品展を開催できることは、感激です。
5年前に同じ金沢で『源氏物語』展をしましたが、今回は年を重ねた分、より強く感じます。
故郷の人々の心に触れる日々を楽しみに、楽しみにしております。
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