白い花の咲く頃
白い花の咲く頃・・・なつかしい唄です。
我が家の小さな庭にも、春の訪れを思わせる白い花が咲きました。
【沈丁花の甘い香り・・・】
【クリスマスローズ】
草花は繰り返しその季節になると咲いてくれます。でも、別れた人は、季節は巡っても、もう来ません。そして、いつか私自身も、美しい花ひらくところへはもう戻れないことがあるのです。
今生かされ、そしてこの日常に一生懸命できることに感謝です。
『桜日記』という刺繍で綴る額を創作していますが、今は60代の桜に向き合っています。春夏秋冬の四部作ですが、春が終わって、夏の桜の木を赤地で刺繍します。この4月から8月まで桜を観察し、今の気持ちを寄せていこうと、とても楽しみです。
4月7日より横浜で、4月28日より金沢で、『雪月花展』を開催します。
忙しい毎日ですが、やはり針を持つことは私にとって原点に戻ることができますし、また、未来へ心を寄せることができるのです。
今ふっくらとした桜のつぼみは、もうすぐ薄桃色に咲き、人々の笑みを一斉に受けることでしょう。
天国にいった親しい人たちも、きっと穏やかな笑顔で、桜の季節を喜んでいることでしょう。
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