展示会までもう少し
朝のウォーキングは、寒いけれど木々の芽が少しずつふくらみ始め、『春はもうすぐだよ』とささやいています。
展示会までの最後の追い込みで頭がパニックになりそうですが、自然の営みは悠々としていて、心を和ませてくれます。
私の故郷、能登は雪が降っているでしょうか。東京は毎日青空で申し訳ない気がします。
今年はどこへ旅をしたいか、と楽しみに思いますが、どこへともなくふらっと訪ねるのもいいですね。
なるべくまだ見ぬ自分の感性をふるわせるような出会いがほしい・・・。
この一年は展示会で忙しいですが、心はゆったりと遊ばせて、小さなことも大切にしたいと思います。
【お母さんの微笑み】~草乃しずかの夢見る日本刺繍より
おかあさんうさぎが天国へ召されてから再び冬が訪れました。
残された子うさぎの兄妹が雪遊びをしています。
南天の赤い実を目に、緑の葉っぱを耳に、白い雪に飾りました。
「あ、お母さんだ・・・」
子うさぎたちは雪うさぎに甘えて寄り添いました。
雪うさぎになってお母さんが帰ってきたのです。
「子どもたちよ、仲よく元気に大きくなりなさいね」
雪うさぎのお母さんは優しく微笑むのでした。
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