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2009年9月

2009年9月23日 (水)

休日

 芸術の秋・・・。

 作品についていろいろ悩むのは年中ですが、やはり秋はもの思う頃。人生観も含めて、これでいいのか、どうしたらいいのか、深い感慨の世界に浸りがち。

 先日、八ヶ岳山荘で親しい仲間と2,3日過ごし、料理したり食事をしたりしながらいろいろな話題がでて、遅めの夏休みを楽しみました。

 現代音楽や抽象画など、現代アートなどの話が出たが、私の場合はというと何だろう・・・と悩みました。

 表現は、自分自身の思いがあふれて試行錯誤していくうちに、結果的に形になっていくのだと、今は思っているが先は分かりません。

 すすきの穂が白い風になり、野に咲く一輪の紫にはっとする感動は、幼い頃からも変わらない・・・。

 忙しく過ごし走っている自分に、まだその余裕があることに気づく休日でした。

(写真)あざみ・アキノキリン草・コスモスと私・・・八ヶ岳麓にて

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2009年9月 1日 (火)

夏の収穫

 今年の八月はいつもと違う夏でした。

 大輪のひまわりが、ジリジリと焼け付くような太陽に向かって暑さを誇っているような風景ではなく、曇っているような、晴れているような、すっきりせず、風に揺れる百日紅の花も、少し色が冴えていない気がしました。

 30日の衆議院総選挙で世の中が変わるように、季節感もすっきりとしてほしいものです。

 ひとりひとりが自分の意見や考えを持つことは大切です。そのためには、自分自身や世間のことを真剣に考えなければなりません。

 平和や地球環境はもちろんのこと、まず日常の中の家族への思いやりを忘れてはいけないと思うのです。

 この夏は2冊の新しい本の原稿を書いていますが、もともと刺繍で表現していますので、文章書きは私にとって大変です。文章ではなく刺繍した作品の心を、人に話すように書くことにしたら、何とか書けるようになりました。

 一所懸命生きていくこと、すなわち私にとっては創作ですが、文章を加えることで自分が何を考えているのかがはっきりしていくのにびっくりしています。

 勇気、家族、思いやり・・・。私にとっての原点がみえてきました。この夏の収穫です。

 新刊の1冊は、動物と花の物語を12話にまとめた刺繍絵本で、もう1冊は、来年2月に開催される予定の刺繍展の図録ですが、近いうちにご覧いただける日があると思います。

 秋の虫も盛んに鳴きはじめ、ススキの穂ものぞいてきました。私にとってもうしばらく忙しい毎日ですが、健康づくりだけは大切にして過ごしていきたいですね。

(朝顔~夏も過ぎて・・・)

(ススキと桔梗~秋風の吹く頃・・・)

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