奈良の都へ
奈良の都は今も生き続けていると思いました。私の心の原点です・・・。
三日の旅でしたが、薄紅色のしだれ桜や若草色のもみじ、そして緑の野の中でゆるやかに流れる時を満喫してきました。
春日大社の社の散策は自然を神として感じ、東大寺や二月堂には人の思いによって表現されるものの芸術性を感じ、対照的で興味深く思いました。
近鉄奈良線で奈良をあとにしながら、車窓は広々とした野の風景から人々の息づく京都へ。奈良から京都へ都を移したように、歴史の発展を考えさせられ、自然から切り離され窮屈な未来を思うと気が重くなってしまいます。
京都宇治の平等院は、非の打ち所のないほどの美しさでしたが、何か物足りなさを感じました。それは何なのでしょう?
私は奈良の都を訪れることで、素直で作り過ぎない感性の輝きを育ててゆけたらと思います。
写真(1) 東大寺へ
写真(2) 東大寺 大仏様
写真(3) しだれ桜の平等院
写真(4) 二条城 夜桜の私
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コメント
素敵なご旅行が出来てよかったですね。
私も心がカラカラです。早く日本に帰りたいです。
投稿: 雅子 | 2009年4月25日 (土) 12時17分