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2009年4月

2009年4月28日 (火)

『おしゃれ工房』収録

 緑が美しい。風でキラキラ光る葉っぱが柔らかくて、そよそよ揺れる様は生きていることの素晴しさを感じさせてくれる。

 先日(4月22日)、『おしゃれ工房』の収録があり、2つのことに気がつきました。

 一つは、共演の中島千波先生の絵画についてのお話。

生物学・自然科学をふまえた上で写生をする。

絵が大きい方が繊細さを表現できる。

上手下手ではなく、楽しく描き続けること。

 私はそのお話を伺いながら、刺しゅうも全く同じだとうなずきました。

 二つ目は、美術学校で学んでいない私は絵は描けないので、糸と針で絵心を表現することにしました。

そして、桜の花びらを何百枚、と刺しゅうするうちに、美術学校を自分なりに卒業していたのだと・・・。

 私の40年の刺しゅう歴は実は苦手な絵を克服させてくれたのです。

 5月4日(月)は 中島千波先生のぼたんの絵

 5月5日(火)は 草乃しずかのぼたんの刺しゅう

 中島千波先生の優しさに、緊張していた私も楽しく収録できました。

どう放送されるのかとても楽しみ・・・。

ぜひ見てくださいね。

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2009年4月16日 (木)

奈良の都へ

 奈良の都は今も生き続けていると思いました。私の心の原点です・・・。

 三日の旅でしたが、薄紅色のしだれ桜や若草色のもみじ、そして緑の野の中でゆるやかに流れる時を満喫してきました。

 春日大社の社の散策は自然を神として感じ、東大寺や二月堂には人の思いによって表現されるものの芸術性を感じ、対照的で興味深く思いました。

 近鉄奈良線で奈良をあとにしながら、車窓は広々とした野の風景から人々の息づく京都へ。奈良から京都へ都を移したように、歴史の発展を考えさせられ、自然から切り離され窮屈な未来を思うと気が重くなってしまいます。

 京都宇治の平等院は、非の打ち所のないほどの美しさでしたが、何か物足りなさを感じました。それは何なのでしょう?

 私は奈良の都を訪れることで、素直で作り過ぎない感性の輝きを育ててゆけたらと思います。

写真(1) 東大寺へ

写真(2) 東大寺 大仏様

写真(3) しだれ桜の平等院

写真(4) 二条城 夜桜の私

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2009年4月 5日 (日)

桜日記

 2009年の桜は やはり美しくてやさしくて品がある。

決してそれを自慢するわけでなく、自然にその姿でいることに感激する。

 2009年になって4ヶ月になるが、私の心の日記帳は、自然でありたいのに何か悩みの世界に迷い込んでいるよう。

健康で仕事も順調なのに・・・。

 もともとひとりが好きな私は、人間関係がつらくなってきているかもしれない。

我慢ではなく、それを乗り越え、より大きな心を持てるよう前へ進もうと思っている。

 人は不完全なものとは分かっていても、ついくよくよする自分に時々悲しくなる。

 これから満開になろうとする桜のように、自然に一日一日を呼吸できたらいいですね・・・。

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