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2009年3月

2009年3月25日 (水)

夢のハナシ

 昨夜の夢はおもしろかった。

 アトリエのスタッフKさんが先頭に立って、私はAさんに連れられ、険しい山や深い谷を行く。Kさんはまるでジャンヌ・ダルクのように、「ここの教会を抜けると懐かしい故郷に帰れます」と励ましながら、教会裏にある崖を登っていく。だが、しばらくして下りてきて、「違う道を行きましょう・・・」と。

 私たちは途方にくれて山あいにたたずんでいたが、やがて雨が降り出し小さなほら穴に雨宿り。雨は止まず水が足元にたまってくるので、上にぶらさがっている木の根っこにつかまったりして苦労していると、どういう訳か、眼下の谷あいに貨物列車が通るではないか!

 8両目の屋根に小さなコンセントがあり、それがころがって列車の先頭にいく。屋根の小さな窓をあけてコンセントは中へ入って、エネルギーをもらったのか延長コードを伴って私たちのところに飛んできた。

 そのコンセントが私たちにコードをつなげた瞬間、貸しアパートに2階の部屋にいた。下から家主の夫婦が何かしゃべりながら上がってくる気配・・・。私たちは、うさぎの置物や本や、座布団になりすましたが、コンセントだけはそのままだった。

 夢から覚めて、「これは座布団と本とうさぎの夢だったのかしら・・・?」と不思議に思えた。

 毎晩の私のもう一つに舞台は、これからも楽しみ・・・!

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2009年3月13日 (金)

観劇のススメ

 今年の3月3日のひな祭りは、残念ながら手料理ができませんでした。

 アントニオ・ガデスというスペイン舞踊を見に行きましたが、大感激!

「アンダルシアの風」という、実際にスペインでおきた悲しい物語ですが、最後は農民が勇気を持って勝利を得るのです・・・。

 踊りと歌といくつかの楽器で、30人もの男女が舞台の上でスペイン情緒たっぷりの展開をみせてくれます。ひとりひとりの姿の一生懸命さの中に、芸術性を感じ、久しぶりの感動の渦にひたりました。

 教室活動で追いかけられるように忙しい毎日で、胃も痛くなるほどでしたが、すっかり治ってしまいました。

 現実的なことをこなすことで、自分の心がどんどんやせてしまい、想像という世界が見えなくなっていたのでしょう。

 コンサートやバレエ、そして歌舞伎など、忙しいから出かけないのではなく、忙しいからこそ創作芸術の世界に自分を置くことの大切さをつくづく感じました。

 最近、日頃の積み重ねが顔に出ることを感じ、忙しくても心を失わずゆったりとした心持ちであり続けたいと思っています。なかなか難しいのですが・・・。

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