2021年1月18日 (月)

夢の中の花

 年を重ねてゆったりと…と思っていた一年前ですが、コロナという不安の中でどうなるのかしら、と予測もつかない中で過ごす毎日です。
でも、一日は大切です。かけがえのない時を生きているのですから、身近にある小さな幸せを抱き寄せて、希望をもって過ごせたら、と思います。

 私が今チャレンジしているのは、夢の中の花の世界です。
少女っぽいかもしれませんが、色や香りの美しい中に身を置けたら、どんなに幸せかしら、と想像します。そのような作品づくりを始めました。刺繍生活50年にして色々なデザインを描いてきました。

 今は、生活の中で花という大切な存在を、まるで愛しい家族のように、そして自分自身に重ねて感じます。草乃しずかという名前の由来は、草っぱらの中で一輪の小さな花をひっそりと咲いていたい…なのですが、作品はドラマチックに、夢の中をかけめぐる花の世界となっていくのです。
 まずは結果はどうであれ、今の気持ちが大切なので、この作品づくりを楽しんで進めていこうと思います。

 大好きな兄の大切な人が、病と闘っています。彼女にたくさんたくさんの花を送り続けたい…そして、元気になるまで見守っていたいのです。

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2021年1月 2日 (土)

【追記あり】新年明けましておめでとうございます

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明けましておめでとうございます。

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いつものように、暮れに作った私のお節料理とお雑煮で、2021年の我が家の幕開けができました。ただ感謝するばかりです。夫がおいしいと56年間ほめてくれたお節は、とてもシンプルで、お正月三が日の朝食を楽しみます。

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今日1月2日から、広島県三次市の奥田元宋・小由女美術館で「草乃しずか日本刺繍展」が始まります。本来なら会場で皆様をお迎えしたいところですが、東京から〝どうぞごゆっくりご覧になってください〟と願っております。

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奥田元宗・小由女美術館のHPはコチラ
http://www.genso-sayume.jp/

美術館Youtubeはコチラ
https://www.youtube.com/watch?v=KMVlcxA1jeE&t=61s


年末の12月24日から会場設営と内覧会のために会場へ行っていました。今までの展示の中で最高の会場の一つだと、私は感動しました。私の刺繍作品が輝いているのです。
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会場そのものが素晴らしいのですが、三次という山里の環境が人々の心をゆったりさせていると私は感じました。そのような環境で育った奥田元宋さん、小由女さんの作品はまた素晴らしく、芸術とは、心の叫びから生まれる美意識なのだと教えられたように思いました。
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年が明けて、また新たな創作への道を歩もうと決心しています。その道は楽な道ではないですが、今は何かわからなくても、いつかは何かをつかみとれると信じて、歩み続けようと思います。

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2020年12月22日 (火)

年の瀬を迎える頃

 2020年は人類にとって戦争や災害とは違う、もっと恐ろしいウイルス、という得体の知れない見えない相手と向き合う年となりました。歴史上では何度も経験しているのですが、現代社会では、全てがギリギリで成り立っているので、どんな方向にいくのか想像に絶するのでは、と世界中が不安状態にあります。

 でも、希望を持たなければ、日常の生活を過ごすことができません。人々が思いやりとルールを守り、ひとりひとりの努力で克服できると信じています。人の命は一回しかありませんので、家族や地域、そして国から世界へと、心の手をつなぎあって不安から笑顔へ変わる日がいつか来るでしょう。

 広島県三次市にある「奥田元宋・小由女美術館」にて、来年1月・2月に「草乃しずか刺繍展」が開催されます。その飾りつけとテレビ出演、内覧会のため、この暮れにスタッフと共に広島へ出かけます。三密を避けること、マスク、会食など、色々なコロナ対策をしつつ、スタッフと共に無事に終えられることを祈るばかりです。母の命日が12月25日です、天国から守ってくれることでしょう。

 最近、母の作品の中で見つかった色紙に、「和やかな心を保つこと」と母の字で書いてありました。今の私の心の状態を心配していると気づき、今はその言葉を大切にしています。一人暮らしをしていた母は、103才まで不安の中にいたことでしょう。そのためにその言葉は、自分自身にとって必要だったのだと私は思いました。

 信じること、そして努力と思いやり、は自分自身を救うことになるのだとつくづく思うこの頃です。年末は主婦を楽しみ、大掃除、料理を。そして年始はおいしいお酒と手作りの料理で夫婦で静かに過ごそうと思います。

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2020年11月22日 (日)

紅葉を楽しむ

今年はコロナ尽くしで世の中が一変し、社会の中で生きてゆくことを、色々改めて考えなおす一年でもあるように思います。
いつの時代においても、人は天災・人災の中で、幸せの道を探し求めてきました。
それは今日も同じです。
自分だけが幸せ、というのでなく、家族や地域、そして国から世界へと、ともに分かち合うよう努力することが自分の幸せにつながるのではないでしょうか。
その努力はどのようにしていけばいいかが、これからの社会に必要とされています。
私も今の立ち位置でできることを模索し、ほんの少しずつある意味での前進ができたら、と思っています。

こうして不安感と緊張感ばかりだと、ストレスで健康を害するとタイヘンです。
そのためには、一日にひとつ、楽しいことや感動を持つことが大切ですね。
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先日、清里の紅葉を楽しみました。
落葉松の並木道は、歌を思い出します。

♪落葉松の小鳥の雨に、わたしの乾いた服が濡れる♪

そして近くのレストラン「ロビン」でおいしいハンバーグをいただいた後、十三夜の月を眺め、夫と共に自然の美しさに優しく包まれるひと時でした。
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刺繍教室の皆様や家族にできることを、私は日々精一杯、そして充実の中で過ごしています。
年を重ねて色々大変ですが…

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2020年10月22日 (木)

夢の実現

久しぶりに天国にいる母に電話しました。
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いつものように「私は元気でいるよ、公子はがんばっているようだけど、無理をしないようにね。
そして、いろいろ心配しすぎないように前へ進みなさい」と、母は、私を励ましてくれました。

母の青春時代は、文学少女で、夢がいっぱい。
そして、結婚してからは、6人家族で戦争やいろいろな苦難を乗り越え、
それから、家族としての役割を終えた母は、ひとり暮らしの25年の間、若い時の夢を創作に表現していきました。
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今の私は、母と同じように夢の実現の世界にいます。
また、そのような環境でいられることに感謝です。
 
コロナ時代の今日では、子供たちに児童書が見直されていると聞きました。
外へ出られないので、本の世界で広がる想像力!
子供には興味心と素直さがあるので、現実以上の世界へ行くことができるのです。

人は年を重ねると、日常の、身の回りのみの現実に引き回され、世界が小さくなっていきがちです。
私は、児童書を読もうと思いました。
「お母さん、私は残された時間をゆっくり過ごします。今までの思い出を童話に書き換えて、心を膨らませていきたい」

世界中が悲鳴を上げています。
どうかひとりひとりにとって、小さな幸せを大切に、そしてお互いの優しさを分け合って。
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2020年9月30日 (水)

56回目の結婚記念日

 9月29日は結婚記念日でした。
なんと、56年も一緒に過ごしたなんて、びっくりです。ここまで来たら、あと4年は頑張ろう!
その時は、夫は88才、私は80才、めでたしめでたしですが、とにかく心身ともに健やかであることと、お互いに優しくあることが大切だと思います。

 記念日は、近所のイタリアンレストランで、ささやかに二人で乾杯しました。

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偶然、お隣のカップルの方も、同じ9月29日が結婚記念日だということが分かり、話がはずみました。
もちろん、パネル越しのコロナ対策ありでした。

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  その方達は結婚2周年だということで、私も、最初はういういしい新妻だったその頃を思い出しました。
まだ20才でしたから、結婚してもとりあえず3年は頑張ろうと思っていました。それが56年の日々を二人でなんとか歩んできました。
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 私自身の生き方を夫が支えてくれたこと、私にとってこの年月は大きな収穫でした。離婚しなくてよかったとつくづく思います(そんな理由もなかったですし)。
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これからどんな困難があるかわかりませんが、お互いに支えあい、それぞれの人生を凛として生ききっていこうと二人で語り合いました。

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2020年9月16日 (水)

秋のシーズンがはじまります

とうとう秋のシーズンが始まります。冬から春、そして夏へと季節は巡り、あっという間という思いと、まだ長いトンネルの中、という思いが重なります。
今はなんとか健康でいられることにただ感謝するのみですが、希望や夢がふくらんでいきます。

少女の頃の青春時代、そして大人になって、思い出せないほどたくさんの夢を追いかけてきました。今や高齢者となって、私にとって夢は無限となり、大切なカンフル剤となっています。現実的でなく妄想的ですが…。

漫画家・キャビンアテンダント・童謡歌手・舞台女優・バレリーナ、と大人になったらこういう仕事をしたいと思ったのが、16才頃まででした。
成人を迎える頃は現実に近くなり、クラシック歌手か音楽の先生を目指しました。…がそうはいかず、20才で花嫁となって、主婦業につきました。今から思うとあ家族との葛藤は貴重な経験でした。今も続いていますが、刺繍創作には大切なことですね。

昨日は大阪の教室へ行ってきました。移動や宿泊に不安がありましたが、教室の皆様とは長いお付き合いをしていますので、私に何かできることがあれば…という思いでがんばってきました。

私の刺繍の夢は、こうして現実の形となって広がっています。
生徒さんひとりひとりの夢に私は向き合い、語り合い、それが布と糸が織りなすそれぞれの作品となっていきます。
そして、私自身の夢は、月や星、そして風と語り合い、向き合って、創作へと実現できたら…。

秋をふと感じるこの頃、まぶたを閉じて心の宇宙を散歩しましょう。

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2020年8月18日 (火)

三度の食事と、お早うお休みなさいができる幸せ

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盛夏というより酷暑の夏です。
でも流れゆく時を信じ、頬に小さな秋を感じる気配を楽しみにしましょう。

コロナと共に生活することに大分慣れてきましたが、油断は禁物です。
慣れるのではなく、三密を避け、手洗いに気を付けることが当たり前になるといいのですが…

最近ですが、知人で、夫婦同士仲良くしている2組のご夫婦のパートナーが、それぞれの病気と闘っています。限られた命を互いにいつくしみあい、語り合い、抱き合って過ごしたい日々なのに、コロナ感染予防のため、それもままならず、私たち夫婦は何と言葉をかけていいか、ただ祈るばかりです。

最近の夕食時は、テレビを消して二人向かい合って、味と会話を大切にしています。ほとんど思い出話ですが。時には音楽をかけてお互いの感性の話もします。私たち夫婦の間に、音楽というイメージの世界があって、お互いに残された時を豊かに過ごせたら、と思うばかりです。

ある日の三度の食事から
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【朝 キノコたっぷりオムレツ】
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【昼 前の晩の残り物で、すき焼弁当】
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【夜 しずかの冷やし中華】

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2020年8月 1日 (土)

家の中で楽しめること

やっと青い夏の空に会えました。
夜の月や星にうっとりすることができると思うとドキドキします。

さて、今年の夏はいつもの夏と違って、コロナへの不安と三密を避ける工夫で苦難の夏です。
いつの世でも大変なことを乗り越えてきたように、気持ちの持ち方次第で、生きていることを大切に、感謝と思いやりで幸福感に切り替えたいものです。

家の中で楽しめること。
それは、おままごとではないでしょうか。衣食住の3つに創意工夫してみました。

まず【衣】。
舞台を設定して、ハワイ風やダンスパーティー風、と衣装をいろいろ着てみること。

【食】。
今晩はビアガーデン風。明日はフレンチレストラン風、と食材やテーブルコーディネートでムード作り。

【住】。
カーテンを替えたり、テーブルクロスや日常使うタオルやせっけんをいつもと違うのに替えるのも、気分がいいかもしれません。

工夫して実行することを面倒と思わず、一歩踏み出して、生きているうちが花ですもの。
家族で楽しむことが、今できることだと思います。
創意工夫する日々が、いつかはコロナともお別れできる時まで、充実していくと理想的ですね。

刺繍は、その生活の中で気持ちを落ち着かせるひとときにしてくれます。
仲間の皆さんも、きっとそう思っていらっしゃることでしょう。
積み重ねていくことによって、このような時でも心の豊かさを失わないように、上手に乗り越えていきましょう。

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2020年7月 5日 (日)

コロナに思う

世界中が新型コロナウイルスに怯えるこの日々は、歴史に残ることでしょう。
まさか私自身も、このような経験をするとは…世の中の全ての人が、そう思っていることでしょう。

今まで私は戦争や天災で大変な経験をしたことがないので、このままなにかの病気か老衰で一生を終えると思っていましたが、今はどうなるのかしらと毎日が不安の中にいる私に、夫は言うのです。
「生きているうちに歴史上大変な経験をし、また、それに戦う経験ができるのは素晴らしい」と。
83歳になる夫はこの状況を受け入れ、一日一日の大切さを、また望みをつないでいるのだと思いました。

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先日、久しぶりにコンサートへ出かけました。
やはり、席はソーシャルディスタンスで少ない客の中で、舞台はいつものフルオーケストラ。そして、ひとりひとりが素晴らしい音を奏で、指揮者のもとで大きなうねりのハーモニーとなる…
ただ感動ばかりではなく、希望というエネルギーをもらいました。

美しい心を表現するだけでなく、内なる苦悩や悲しみも表現することによって、周りの人々と共有できるのだな、と思いました。
今の時代だからこそ、私も表現することの大切さをあらためて噛みしめながら帰路につきました。
強く生きよう、そして弱さもあっていい
やさしさと希望と勇気の三本の矢をもって

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